夏より着工しておりましたH様邸の母屋並びに書院のリフォーム工事が、この度完成しました。

100坪を超える築30年以上の日本家屋。

そんな立派な建物ではありますが、施主様は現在東京に拠点を置いておられ、

ほぼ空き家状態となっていました。

人が住んでいない家は風が通らないことにより、 白蟻が発生したり水道の破損水漏れ等に

気が付くことが遅れ、老朽化を加速させてしまいます。

やはり人が住まないといけないということで、この度施主様の親戚の若い御夫婦が、

建物の管理も含めて生活される事となり、リフォーム工事をご計画されました。


今回のリフォームのこだわりの一つに、

キッチンの加熱機器をIHとガスの2種類を配置することにありました。

使いやすいIHコンロと火力の強いガスコンロ。

調理に合わせた使用方法はもちろん、万一の災害等を想定され、併設されました。

こだわりのもう一つは、掘りごたつです。

ユニット化された既製品ではなく大工さんの手作りで、

床下に収納できる使い勝手のよい掘りごたつを設置しました。


施主様が遠方にお住いである為、工事の様々な打ち合わせについては弟様にご協力をいただきました。

この場をお借りし御礼申し上げます。ありがとうございました。

最後に、新たな生活を始められますお二人のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

お世話になりありがとうございました。

100坪を超える築30年以上の日本家屋
IHとガスコンロの2種類配置のキッチン
床下収納ができる堀りごたつ
床下収納
床下収納
床下収納した後